バスフィッシング広告ヒストリー：1986年のバス雑誌の広告

1925に芦ノ湖に移入されたブラクバス。1985年には河口湖を中心に賞金制のトーナメントが始まり日本でもバスフィッシングのトーナメントプロが登場しました。
時を同じくしてバスフィッシングファンも増え国産バスルアーやロッド、リールも続々誕生し雑誌を中心に広告が打たれるようになりました。

現在、私の手元にはBasser創刊号から最新号までほとんど残っていて、当時の雰囲気をお伝えできたらと思い、バックナンバーから懐かしい広告たちを「歴史的な記録」として気になったものをまとめて行こうと思います。

第1弾の今回は1986年夏のBasser創刊号。
バスフィッシングの専門誌としてつり人社から別冊として誕生。
この記事を書いている2021年からさかのぼること35年前になります。

パラパラとめくっていると当時の「どうやってバスを釣るか」「イケてる道具の解説」「アメリカの最先端情報」などコンテンツ自体は今と大きく変わらないのですが、まとった雰囲気と言いますか、雑誌全体の “根っこの部分” に「バスフィッシングの情報の少なさ」があり、色んなことが手探りなのが感じられます。

広告に関しても釣り具メーカーやルアーメーカーの広告よりも、プロショップやボートショップの広告が多く掲載されており、そんなことからも「あそこに行けばHotな情報がある」「あのショップに行けばあのルアーが売ってる」みたいな今よりもなんとも言えない雰囲気を感じます。
ご興味ある方はヤフオクやメルカリなどで希少な当時の「Basser」を手に入れてみてはいかがでしょうか。

と言う訳で、前置きが長くなりましたがその当時のバスフィッシング関係の広告を紹介します。